今年のゴールデンウィークは10連休。5月1日には「令和」への改元もありお祭り騒ぎの様相。
令和初日の夜に、中学時代の友人2人と夜の街に出掛け、尽きることのない笑い話にヘロヘロになるまで飲み続けた。たくさん話して翌朝は声がガラガラだったが、何を話したのかを覚えていないという・・そして令和2日目は二日酔い。

釜臥山に沈む太陽

二日酔いから元気を取り戻した5月3日午後。
車に釣り竿、寝具、水、鍋・・を積み込み下北半島へ向かう。
目的地は大湊。そこには洗練された古いBARがあるという。
夕方、むつグランドホテルの風呂に浸かり夜に備える。まだ明るかったので釣りでもしようかと漁港に向かったが、強風のため釣りは断念。この時期、太陽は釜臥山に沈むようだ。

日没後、大湊駅前から釜臥山を臨む

日が沈み、機は熟した。いよいよ出陣。
1軒目は腹ごしらえとBARへの助走を兼ねて焼き鳥屋へ寄ることにした。
焼き鳥、イカ焼き、味噌貝焼きをビールで流し込み早々に店を出る。
ふと不安が過ぎる「もしかして、休みだったりして・・」
BARの名前は「グリーングラス」
1本入った通りの看板を順番に目で追うと「あった!」

大湊 グリーングラス

カウンター席に陣を取る。先客は上品な老夫婦が一組。
眼の前には無数のボトルが並ぶ。
直ぐにマスターが近くに来たので「初めて来ました。よろしくおねがいします」とあいさつ。
S.17年生まれのマスターは、この道59年。北海道や関東などまわり、大湊に帰って37年とのこと。
「私の父も17年生まれでした」と言ったら「じゃ、あなたは50くらい?」
マスターにも私くらいの息子さんがいるという。

カウンター前に並ぶウィスキーは全部シングルモルトだそうだ。
全くの素人の私。普段は何飲んでるの?と訊かれ「角瓶です・・」
それにはコメントしないマスターは、
「まずは、癖のないウィスキーがいいでしょう」と、ILEACHというアイラ島のウィスキーを勧めてくれた。常温のストレートをチェイサーで頂く。ILEACHには種類があるそうで、2杯目はちょっと癖のあるのを頂いてみた。
なるほど、まろやかな1杯目に比べて鼻に抜ける匂いがきつい。
舐めるように飲んでいると「ロックにしましょうか?」と、丸くて透明な氷が入った新しいグラスに移してくれた。

昭和が薫る店内。落ち着いた照明と静かなJAZZに包まれ、マスターの酒に対する深い薀蓄をつまみに飲む酒は、至福の時として私の記憶に刻まれていくのでした。

見たことのない JACK DANIEL’Sたち
2杯目のちょっと癖のある方のILEACH

車中泊の朝は早い・・っつーか、寝たのか寝れなかったのか分からない。
テント泊のキャンプは何度か経験あるが、その設営や後片付けが面倒。
車中泊ならば!と今回、強引にセダンで決行してみたけど、荷物の置き場所やらちょっと無理がある。軽バンが欲しいこのごろ。エブリイとか。

朝4時起床

窓の目隠しとかしてないものだから落ち着かない。ふと目を開けたら誰かが覗いてた・・とか想像してしまう。慣れとアルコールは必須。
4時に起床後、海へ車を走らせる。何枚か写真を撮り、牛丼店で朝定食を食べ、朝風呂へ出掛けた。

夜明け間近の釜臥山
朝焼けと克雪ドームのシルエット
朝焼けを浴びる釜臥山

むつ市内はどこに行っても釜臥山が見える。有名な恐山は、大湊から見ると釜臥山の向こう側になる。
朝風呂の後は、早掛沼公園の桜、大畑の桜ロード、薬研を通って恐山へ行ってきた。
せっかくならと、下風呂に温泉宿を探してみたがどこも満室。八戸へ帰ることに。

早掛沼公園から遠くに見える釜臥山
恐山の宇曽利湖 中央奥に釜臥山が見える

八戸への帰りの道中、六ケ所村のサーフでスズキを狙うも相変わらずの空振り。
追い風が強くルアーの飛びは5割増しだった。

車中泊に使った車は、audiA4セダン2013年式
この車は後部座席を前方に倒すとトランクとつながるスペースができる。
今回は後部座席を左右とも倒し、助手席側には釣り竿などの荷物を置き、運転席側にマットと枕、毛布で寝床を作った。事前にメジャーで測ったら182cmほどだったので179cmの私でもスペース的には大丈夫。

トランクの端から運転席の背もたれまでの長さ182cm
トランクから運転席を見たところ